青山財産ネットワークスには様々な専門家が在籍しています。
お客様に役立つ情報、新しい動き、取り組みなど随時発信してまいります。

2018.07.01
事業承継
日本M&Aセンターとの協業で幅広い事業承継コンサルが可能になりました

事業承継に悩む経営者がやるべきことは全体像の「俯瞰」と、家族や専門家との「対話」

事業承継を考えている経営者のもとには、銀行や会計事務所、保険会社、不動産会社、M&Aの仲介会社など、複数の専門家がそれぞれの得意分野に関する提案を数多く持ち込んできます。事業承継の全体像を把握できないままこのような提案を受けることによって、混乱してしまう経営者は少なくありません。
事業承継を検討する経営者がまずやるべきことは、事業承継の全体像を「俯瞰」すること。つまり、会社や社員の成長、家族の幸せ、そして承継後の自分自身の人生や財産などについて真摯に向き合うことです。
そして親族承継、社員承継、M&Aの3つの選択肢を同時に検討していくうえで欠かせないのが、家族や専門家との「対話」です。

親族承継からM&Aまで、幅広くサポート

経営者は、一人で悩むのではなく、専門家の意見を聞いたり家族と話をするなかでどの方法が最適かを判断する材料を得ることができます。私たちとしては、3つの選択肢についてフラットな情報を提供し、「対話」の機会を設けることで納得できる事業承継の意思決定のお手伝いをしたいと考えています。このようなコンセプトをもって、2016年8月、青山財産ネットワークスと日本M&Aセンターの共同出資で「株式会社事業承継ナビゲーター」を設立しました。誰に会社を任せるのか、経営者ご自身の事業承継を取り巻くあらゆる可能性を俯瞰するため、同社では事業承継を考えている経営者数名と、専門家、事業承継の経験者などが一堂に会する事業承継座談会を実施しています。

事業承継を考えるときに必要なこと

俯瞰
  • 具体策を講じる前に、全体像を把握する
  • 3つの選択肢を同時に検討する
  • 事業承継後の自分自身の人生について想像する
対話
  • 専門家と話し、ベストな方法を検討する
  • 後継者候補と具体的に話す
  • 家族会議を行い、事業の将来を共有する

私たち青山財産ネットワークスは、もともと個人の財産の管理や承継で多くの実績とノウハウがあり、お客様と深く長いお付き合いをさせていただいています。そこにさらにM&A支援のリーディングカンパニーである日本M&Aセンターをビジネスパートナーに得たことで、事業承継に関してより幅広い選択肢を提供することが可能になりました。

「何から始めれば良いのかわからない」
「いろいろな提案が持ち込まれて混乱している」
「後継者候補はいるが迷いがある」

などの想いを抱いている経営者の皆様には、ぜひ一度、少人数対話型の「事業承継座談会」や「事業承継スモールセミナー」にご参加いただければと思います。

「現在は週に1~2日、日本M&Aセンターにデスクを置かせていただき、緊密なコミュニケーションを取りながら協業体制を築いています」という平野さん。インタビュー取材も日本M&Aセンターで行った。

平野 雄太
事業承継コンサルティング事業本部
第二事業部 第二グループ グループ長

前職、金融機関時代に日本M&Aセンターへ出向。その後、M&A専門部署立ち上げに参画。選択肢ありきでなく、オーナー経営者の想いを実現する事業承継支援に従事すべく当社入社。日本M&Aセンターとの合弁会社「株式会社事業承継ナビゲーター」の立ち上げに参画し、現在は主にオーナー経営者向けの事業承継・相続コンサルティング業務を行う。

※役職名、内容等は取材時のものです。

日本M&Aセンターとの協業で幅広い事業承継コンサルが可能になりました