ファミリーオフィスサービスとは

一族の持つ事業や財産、そして一族自身の永続を目指すにあたり、目に見える資産だけでなく、一族の持つ理念や価値観、一体性、社会的信頼など、目に見えない資産の承継も重要だと当社グループは考えています。また、一族が様々な局面で効果的にコミュニケーションをとり意思決定をするための仕組み作りが、一族が一体となって永続的な繁栄を主体的に達成するためには不可欠です。当社の連結子会社である(株)青山ファミリーオフィスサービスでは、非財産分野の資産を整理し、次世代に承継することを、ワークショップ、家族憲章の作成、一族会議体の企画・運営を通じ、一気通貫で長期的にご支援します。

サービスの特徴

   

1.⼀族での永続的な承継を実現する6つの仕組み

理念の合意・確認からファミリーガバナンスの構築まで、
⼀族運営における⽬標を明確化した下図の6つの領域に関して、ワークショップを通じて整理し、家族憲章として明文化いたします。


2.運⽤のサポート

作成した家族憲章を継続的に運用し、後継世代に承継する仕組みづくりをご支援いたします。

①⼀族会議体の企画・運営
②必要に応じた一族の絆を維持・強化する仕組みの修正
③各種専⾨⼈材の発掘と配置

創業家一族の役割

創業家一族は、創業者の理念や創業当時の苦難を一族で支え合い乗り越えてきた経験を身体感覚で共有しているからこそ、あらゆるステークホルダーの中で最も会社に愛着を持ち、超長期的に会社と伴走する強いモチベーションを持っています。ここにこそファミリービジネスの特徴と強みがあります。この特徴と強みは「経営者」としてだけでなく、「安定大株主」としても、企業を超長期的に支え続ける力の源となります。この特徴と強みはあらゆるステークホルダーの中で創業家一族だけが持つものだからこそ、「安定大株主」としての役割は、会社からも創業家に期待される固有の役割なのです。

しかし、創業家一族といえども、世代を経るごとに価値観が多様化していくのは当然です。ともすれば創業家としての自覚も薄れていきます。いくら当世代が、「一族構成員それぞれの価値観を尊重し、創業家一族として会社を支える役割を全うしたい」「創業家一族と会社がお互いの役割を認識し、尊重し合い、支え合いながら繁栄する関係性を継続したい」と願っても、一族の一体性を維持・強化し続ける意識的な一族運営の仕組みがなければ、どの一族にも内在する、世代を経るごとに強まり顕在化する遠心力で、やがて一族の絆は弱まり、創業家一族集団としての「安定大株主」として役割を担うことも難しくなります。それは会社の経営陣にとっても、超長期的に支援してくれる安定大株主を失う経営上の最大リスクの発生原因ともなり得るのです。こうした背景から一族運営のガバナンス分野でのコンサルティングへのニーズが高まっており、当社ではこうしたニーズに応えるため、様々なサービスをご提供しています。
 

▶株式会社青山ファミリーオフィスサービスのホームページはこちら